「おんねこAI」は公式企画名ではなく、『おんねこ』と生成AIを結び付けた第三者作品や話題を探す際に使われている言葉です。
AI生成4コマが『おんねこ』に似ていると語られた例や、「おんねこマン」をAI関連の話題として振り返る投稿は確認できます。ただし、今回確認できた公開情報の範囲では、作者・和々寺らおんさん公認の「おんねこAI」というサービスや正式なAI続編は確認できません。
おんねこAIとは?公式作品なのか先に結論

「おんねこAIって何?」「AIを使った公式の続編が始まったの?」と気になって検索した方もいるのではないでしょうか。
まず押さえたいのは、「おんねこAI」という名前の公式作品や公式サービスが確認されているわけではないという点です。
現在ネット上で確認できる「おんねこ」とAIの関係は、大きく分けると次の4つです。
- 第三者がAIを使って作った『おんねこ』風の漫画や画像
- AI生成作品を見た人が「おんねこに似ている」と表現するケース
- 「おんねこマン」のようにAI関連の話題として語られるコンテンツ
- AI画像と既存作品の著作権を考える文脈で『おんねこ』が取り上げられるケース
つまり「おんねこAI」は、一つの作品を示す固有名詞というより、『おんねこ』と生成AIが交差する複数のネット上の話題をまとめて探す検索語と考えるのが実態に近いでしょう。
ここを最初に分けておかないと、「AI版の正式な続編が存在する」「作者本人がAIで新作を作っている」と受け取ってしまう可能性があります。
しかし、今回確認できた具体例はいずれも、そのような公式復活を裏付けるものではありません。
「AIで『おんねこ』を作った」という話と、「AIが作ったものを見て『おんねこっぽい』と感じた」という話も別物です。
似ている言葉ですが、前者は『おんねこ』を意識した創作、後者は別のAI生成物に対する見た目の比喩ですよね。
この2種類の話題が同じ検索結果に並ぶことが、「おんねこAI」という言葉を少し分かりにくくしていると私は考えています。
おんねこAIの実例は?AI4コマや「おんねこマン」を確認
では、『おんねこ』とAIを具体的に結び付けた投稿は本当に存在するのでしょうか。
公開状態を確認できる範囲では、少なくともAI生成4コマを『おんねこ』と結び付けて語る例や、「おんねこマン」をAI関連のものとして振り返る例があります。
2026年5月1日、AI生成4コマから『おんねこ』の話題へ

分かりやすい例の一つが、2026年5月1日付で保存されている「二次元裏@ふたば」のスレッドです。
スレッドは「AIに4コマ描いてもらった」という趣旨の投稿から始まり、掲載された画像を見た利用者から、和々寺らおんさんの絵や『おんねこ』を連想した反応が寄せられています。
作中キャラクターとして知られる「ドムタロ」を思い出したという反応もあり、その後の会話では過去にAIで作成した画像や、AIを使った動画化を連想させる話題にも広がっていました。
この事例から確認できるのは、少なくとも2026年5月の時点で、AI生成漫画を見たネット利用者が『おんねこ』を連想し、そのままAIによる漫画・画像・動画の話題へ展開する流れがあったということです。
一方で、ここは情報の強さを分けて考える必要があります。
このスレッドは匿名掲示板を保存したページであり、投稿された画像について、制作者の本人確認や制作工程まで明らかになっているわけではありません。
どの画像生成AIを使ったのか、どのような指示を入力したのか、学習に使われたデータが何なのかといったところまでは、公開情報だけでは確認できない部分があります。
したがって、この事例を根拠に「公式のAI版『おんねこ』が存在する」と結論付けることはできません。
正確には、第三者が投稿したAI生成漫画が『おんねこ』と関連付けて受け止められた事例と整理するのがよいでしょう。
これは細かな違いに見えますが、ネットの作品を調べるうえではかなり重要です。
「画像がある」という事実と、「誰が作ったかが確認できる」という事実は同じではありません。
さらに、「『おんねこ』に似ている」という利用者の感想と、「『おんねこ』を正式に題材として制作された」という事実も分けて考える必要があります。
生成AIの画像は出典が切り離された状態で再投稿されやすいため、こうした区別は今後さらに重要になっていくでしょう。
2025年には「おんねこマン」がAI関連の話題として登場
もう一つ、具体的な名称として確認できるのが「おんねこマン」です。
Xでは2025年12月2日、D.I.I.さん(@N_ccmr)が2025年を振り返る文脈の中で、「おんねこマン」をAIと結び付ける形で言及しています。
同じアカウントでは、それ以前に「おんねこマンシール」という名称への言及も確認できます。
ここから少なくとも読み取れるのは、「おんねこマン」と呼ばれるコンテンツがネット上で共有され、後からAI関連のものとして振り返られていたということです。
ただし、公開情報だけでは分からない部分も残っています。
「おんねこマン」という名称を最初に誰が使ったのか、どの画像生成AIが使われたのか、関連する画像のすべてがAI生成なのかといった点までは、一括して断定できません。
分からない部分を想像で埋めないことは、こうしたネット発のコンテンツを追ううえで大切ですよね。
SNSでは画像だけが別の場所へ転載され、元の投稿者や説明文が失われることがあります。
生成AI時代は特に、「ネットで見たことがある」と「制作元を確認できる」は別物として扱った方が安全です。
「AIでおんねこを作る」と「AI画像がおんねこに見える」は別
「おんねこAI」という検索語を理解するうえで、もう一つ見逃せない使われ方があります。
Xでは、生成AIを使ったとみられる店頭POPについて、『おんねこ』を連想したという趣旨の投稿も確認できます。
ここで面白いのは、最初から『おんねこ』の二次創作を作ったとは限らない点です。
生成された猫キャラクターを見た人が、「これはおんねこっぽい」と既存作品になぞらえているわけですね。
つまり現在のネット上には、
AIを使って『おんねこ』に近いものを作る流れと、AIが偶然出した表現を見て『おんねこ』を連想する流れの両方があります。
この違いは小さくありません。
たとえば検索した人が「AI版おんねこの漫画を読みたい」と考えている場合と、「SNSで見たおんねこっぽいAI猫の正体を知りたい」と考えている場合では、探している情報がまったく違います。
「おんねこAI」という言葉だけを見ると一つの作品名のように感じますが、実際には検索者の入口が複数あるわけです。
私は、この検索意図の分裂こそが「おんねこAI」を理解する鍵だと感じています。
なぜおんねこと生成AIが結び付いた?2022年の更新終了が背景
『おんねこ』は、和々寺らおんさんが公開していた猫を主人公とする漫画です。
2022年にネット上で広く注目されましたが、公式アカウントでは2022年9月30日、漫画とイラストの更新を終了することが発表されました。
終了告知では、さまざまな意見がある状況を受けて考えた末の判断であることや、まだ描けていないエピソードがあること、物語の途中で更新を終えることなどが説明されています。
この「物語の途中で終了した」という点は、その後のAI創作との関係を考えるうえで重要でしょう。
作品がきれいに完結していれば、「このあと主人公はどうなったのだろう」という疑問には本編の中に答えがあります。
しかし途中で更新が終了した作品には、読者が想像できる“描かれなかった先”が残ります。
もちろん、これは『おんねこ』だけの特殊な現象ではありません。
漫画やアニメでは以前から、完結後や休載後にファンアート、パロディ、非公式の続編風作品が作られてきました。
変わったのは、その制作手段です。
以前なら「続きを漫画にしてみたい」と思っても、絵を描く技術、コマ割り、着色、制作時間など一定のハードルがありました。
現在は画像生成AIや文章生成AIを利用すれば、技術がない人でも自分のイメージを画像として形にしやすくなっています。
2026年5月1日の掲示板でも、AI生成4コマから『おんねこ』やドムタロの話題へ移り、さらにAIによる動画化を想像する会話まで広がっていました。
ここから見えてくるのは、単に「AIが流行した」というだけではありません。
昔からあった“続きを想像したい”というファン側の欲求に、生成AIという新しい道具が加わったと見ると分かりやすいでしょう。
作品の公式更新が止まっていても、ファンやネット利用者の関心まで同じ日に止まるわけではありません。
しかも生成AIが普及したことで、数年前に更新を終えた作品が、新しい技術をきっかけに再び話題になる可能性も高まりました。
これは『おんねこ』だけでなく、今後さまざまな過去作品で起こり得る現象だと私は考えています。
一度終わったネット作品が「リメイク」ではなく、新しい技術によって別の文脈から再発見されるわけです。
『おんねこAI』という検索語も、その一例として見ると理解しやすいのではないでしょうか。
おんねこのAI画像は公式?見分けるポイントは公開元
では、ネットで『おんねこ』らしいAI画像を見つけた場合、公式作品かどうかはどう判断すればよいのでしょうか。
結論としては、絵柄ではなく公開元を確認することが最も大切です。
今回確認したAI関連の具体例は、匿名掲示板で共有されたAI4コマや、XでAI関連の話題として語られた「おんねこマン」など、いずれも第三者側の文脈にあるものです。
作者本人が「おんねこAI」という名称で正式な企画を発表したと確認できる情報は、今回調べた公開情報の範囲では見つかりませんでした。
ここで注意したいのが、生成AI画像の品質向上です。
現在のAI画像は、キャラクターの輪郭、配色、表情、背景までかなり自然にまとまることがあります。
その結果、「絵柄が似ているから原作者が描いたのだろう」「完成度が高いから公式だろう」という判断が通用しにくくなっています。
確認するときは、次の順番で見ると整理しやすいでしょう。
- 作者本人や公式アカウントから公開されたものか
- 元の投稿者と最初の投稿日を確認できるか
- 投稿文にAI生成、ファンアートなどの説明があるか
- 画像だけが別アカウントへ転載されていないか
- 「公式」「公認」と書かれている場合、その根拠となる発表があるか
ここで最も大切なのは、「似ている」と「公式」はまったく別の評価軸だという点です。
以前から、人気作品の絵柄に近いファンアートは存在しました。
しかし生成AIが普及したことで、見た目だけでは制作主体を推測しづらくなっています。
IT関連の情報を日常的に追っている立場からすると、これは画像だけの問題ではありません。
技術が進歩すると「それらしく作る力」は上がりますが、「誰が作ったのか」という情報の信頼性が自動的に高まるわけではないからです。
むしろ見た目が自然になればなるほど、出典を確認しないまま本物だと思い込むリスクは上がります。
私は今後、アニメや漫画のネット情報を見るときにも、作品そのものを見る力と、出典を見る力の両方が必要になると考えています。
「昔どこかで見た画像だから公式だろう」ではなく、「誰が、いつ、どこで公開したのか」を一度確かめる。
それだけでも、公式作品、手描きの二次創作、AI生成画像、転載画像を取り違える可能性はかなり減らせるでしょう。
おんねこAIと著作権は?2024年の大阪地裁判決も確認

「AIで作った画像なら自由に公開できるの?」という疑問を持つ方もいるでしょう。
ここでは、『おんねこ』そのものをめぐる裁判と、生成AI一般について示されている考え方を混同しないことが重要です。
2024年4月25日、大阪地裁がおんねこ画像の著作物性を判断
『おんねこ』については生成AIとは別の事件ですが、第三者による画像利用をめぐる発信者情報開示請求事件の判決があります。
事件は大阪地方裁判所・令和5年(ワ)第11319号で、判決日は2024年4月25日です。
被告はインターネット接続事業者の株式会社ベイ・コミュニケーションズでした。
判決で問題になった投稿の背景には、株式会社ラウンドワンがX上で行ったクレーンゲーム景品用キャラクターの募集があります。
判決文で示された事実によると、ラウンドワンは2022年6月15日と同年12月20日に募集を行い、同年12月22日午後6時23分、第三者アカウントが『おんねこ』の画像4点を添付して募集投稿へ返信しました。
裁判では、問題となった画像が著作物に当たるか、投稿による画像利用が著作権侵害になるか、引用として認められるかなどが争点になりました。
大阪地裁は、猫の体形や表情、動物の描写、漫画内のセリフなどに創作的な表現が認められるとして、問題となった画像の著作物性を認定しています。
さらに、画像の利用について複製権・公衆送信権の侵害を認め、投稿の目的や利用方法などを踏まえて適法な引用にも当たらないと判断しました。
その結果、発信者情報の開示が認められています。
この判決から読み取るべきポイントは、「おんねこの絵はシンプルに見えるから著作権の対象にならない」とは言えないということです。
一方で、ここをAIの話と直結させ過ぎるのも正確ではありません。
この裁判で問題になったのは、第三者が既存の『おんねこ』画像を投稿に利用したケースであり、生成AIが新しく作った画像そのものを判断した裁判ではないからです。
したがって、この判決を根拠に「『おんねこ』に似たAI画像はすべて違法」と結論付けることもできません。
判決から確認できることと、生成AIについて別途検討しなければならないことを分けて読む必要があります。
AI生成物は「AIを使ったから大丈夫」ではない
生成AIと著作権については、文化庁が2024年3月15日に「AIと著作権に関する考え方について」を取りまとめています。
その整理では、AI生成物を生成・利用する段階で著作権侵害が問題になる場合、既存著作物との類似性や依拠性などが重要な論点になるとされています。
簡単に言えば、「既存作品に似ているか」だけを見るのではなく、既存作品に基づいて作られたと評価できる事情があるかなども含め、個別に考える必要があるということです。
さらに、生成する行為と、その画像をSNSで公開したり販売したりする行為も、まったく同じ場面ではありません。
そのため、
「AIが自動で作ったから著作権は関係ない」
「自分で手描きしていないから問題にならない」
と単純に判断することはできません。
反対に、「既存作品に少し雰囲気が似ている」というだけで、すべてのAI画像が直ちに著作権侵害になると決めつけることも適切ではないでしょう。
生成方法、完成した表現、既存作品との関係、公開や販売などの利用方法によって判断は変わり得ます。
そのため本記事でも、特定の「おんねこ風AI画像」を見ただけで、合法・違法を一括して判定することはしません。
特にグッズ化や販売など商用利用まで考えている場合は、ネット上の一般論だけで判断するのではなく、完成物や制作方法、利用形態を整理したうえで専門家へ確認するのが現実的でしょう。
おんねこAIはなぜ検索される?3つの現象から考察
ここからは、確認できた事実を踏まえた筆者としての考察です。
私は「おんねこAI」が検索されている理由を、単純に「AI二次創作が流行ったから」とだけ説明するのは少し足りないと考えています。
実際に情報を追っていくと、少なくとも3つの異なる現象が重なっています。
一つ目は、AIを使って『おんねこ』を連想させる漫画や画像を作る動きです。
2026年5月1日のAI4コマをめぐるスレッドは、その分かりやすい例でしょう。
AI生成漫画を見た人が、和々寺らおんさんの絵やドムタロを連想し、そこからAI画像やAI動画へ話題が広がっていました。
二つ目は、別のAI生成物を見た人が「おんねこっぽい」と表現する現象です。
こちらでは『おんねこ』が制作対象ではなく、見た目を説明するための共通イメージとして使われています。
これは作品の知名度がネット文化の中で残っていることを示す現象とも考えられます。
三つ目は、生成AI時代の著作権や「似ている表現」を考える文脈で『おんねこ』が再び意識されることです。
『おんねこ』には2024年4月25日の大阪地裁判決という具体的な出来事があります。
一方で生成AIについても、文化庁が2024年3月に著作権との関係を整理しています。
両者は別々の出来事です。
しかし、「既存作品と似た表現をどのように扱えばよいのか」という共通した疑問があるため、ネット上では同じ話題の中で意識されやすいのでしょう。
そして私は、もう一つ注目したい点があります。
それは、作品本編の更新が終了しても、その作品を説明する検索キーワードは後から増えていくということです。
『おんねこ』の漫画・イラスト更新終了が告知されたのは2022年9月30日でした。
ところが数年後には、「おんねこ AI」「おんねこ AI画像」「おんねこ AI続編」といった、連載当時には中心ではなかった新しい疑問が生まれています。
これは検索という観点から見ると、とても興味深い現象です。
作品そのものに新しい公式エピソードが追加されなくても、周囲の技術やネット文化が変化すれば、作品の「調べられ方」が変わります。
昔なら「最終回」「作者」「単行本」といった言葉で検索されていた作品が、数年後には「AI」「生成画像」と組み合わせて探されることがあるわけです。
個人的には、「おんねこAI」を単なるAI作品の名称として見るより、生成AIによって過去のネット作品が再び発見される現象として見る方が、現在の状況を説明しやすいと感じています。
ただし、再発見と公式復活は別です。
第三者によるAI画像が増えたり、AIで続きを想像する人が現れたりしても、それだけで原作者による新作になったり、正式な『おんねこ』続編になったりするわけではありません。
ここはネットを見る側も意識しておきたいですよね。
「面白い画像を見つけた」という楽しみ方と、「これは公式作品なのか」という事実確認を分ける。
そのひと手間が、生成AI時代に作品を安心して楽しむための新しい習慣になっていくのではないでしょうか。
まとめ|おんねこAIは公式企画ではなくAI時代のネット現象
「おんねこAI」は、今回確認できた公開情報の範囲では、作者公認の公式サービスや正式なAI続編を示す名称ではありません。
一方で、2026年5月1日にはAI生成4コマを見た利用者が『おんねこ』やドムタロを連想し、AI画像や動画の話題へ広がるスレッドが確認できます。
2025年には「おんねこマン」がAI関連のコンテンツとして振り返られる投稿もありました。
さらに、最初から『おんねこ』を作ったAI作品だけではなく、別のAI生成キャラクターを見た人が「おんねこっぽい」と表現するケースもあります。
そのため現在の「おんねこAI」は、AI生成漫画、AI画像、作品に似た表現、AI時代の著作権といった複数の話題が『おんねこ』を中心に重なった検索語と考えるのが分かりやすいでしょう。
『おんねこ』は2022年9月30日に漫画・イラストの更新終了が告知されましたが、その後もネット上では第三者創作や新しい技術との組み合わせによって話題が続いています。
また、元作品の画像については、大阪地方裁判所が2024年4月25日、令和5年(ワ)第11319号事件で著作物性を認めています。
ただし、この裁判は生成AIそのものを争った事件ではありません。
AI生成物については、既存著作物との類似性や依拠性、さらに公開・販売などの利用方法を含めて個別に考える必要があります。
ネットで「AI版おんねこ」のような画像を見かけたときは、見た目だけで判断せず、「誰が公開したのか」「作者や公式によるものなのか」「AI生成と説明されているのか」を確認する。
それだけでも、公式作品と第三者のAI作品を取り違えるリスクは減らせるでしょう。
よくある質問
おんねこAIは公式サービスですか?
今回確認できた公開情報の範囲では、「おんねこAI」という作者公認の公式サービスや正式なAI続編は確認できません。
ネット上で確認できるのは、第三者のAI生成漫画や、『おんねこ』を連想させるAI画像などを中心とした話題です。
おんねこのAI画像やAI漫画は実際にありますか?
少なくとも2026年5月1日付で保存された掲示板には、「AIに4コマ描いてもらった」という趣旨で投稿された画像を見て、利用者が『おんねこ』やドムタロを連想した事例があります。
ただし匿名掲示板上の第三者投稿であり、それを公式作品とみなす根拠はありません。
おんねこをAIで作って公開しても大丈夫ですか?
AIを使ったという理由だけで、一律に問題ないとは言えません。
文化庁はAI生成物について、既存著作物との類似性や依拠性などを踏まえて著作権侵害の有無を考える必要があると整理しています。
『おんねこ』についても、2024年4月25日の大阪地裁判決では問題となった画像の著作物性が認められています。ただし、その裁判は生成AIそのものについて判断した事件ではありません。
特定の画像や商用利用について法的な判断が必要な場合は、制作方法、完成物、公開・販売方法などの具体的な事情を整理したうえで専門家へ確認するのがよいでしょう。
執筆:星野悠真(エンタメ系コラムニスト / IT会社員)


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