「おんねこ占い」とは公式名称ではなく、ドムタロが水晶玉を手に入れ、おんねこを占い、やがて占いを仕事にしていく一連の「占い編」を指す検索上の呼び方です。
確認できる保存資料を整理すると、犬の占い師との出会い→水晶玉の入手→おんねこの「太る」占い→ドーナツで予言が現実化→占いの勉強・仕事化→失敗も経験するという流れで理解すると分かりやすいでしょう。
おんねこ占いとは?まず時系列を簡単に整理
結論からいうと、「おんねこ占い」という独立した公式タイトルが確認されているわけではありません。
保存された二次資料では、旧Twitterの「おんねこ」アカウントに投稿された一連の作品が「占い編」として整理されています。この記事では検索する人に伝わりやすいよう「おんねこ占い」と表記しますが、作品上はドムタロを中心とした占い関連エピソードとして扱います。
まず、確認できる範囲の流れを時系列で並べると次のようになります。
- 犬の姿をした占い師とドムタロが出会う
- ドムタロが有り金を渡し、水晶玉を手に入れる
- ドムタロが水晶玉を使って占いを始める
- おんねこが「将来太る」と占われる
- おんねこが大量のドーナツを食べ、本当に太る
- ドムタロの占いが評価され、勉強や仕事へ進む流れが描かれる
- その後は的中だけでなく、うまくいかないケースも語られる
ここで注意したいのは、後半ほど現在確認できる情報の確度が下がることです。
旧Twitterに占い編が存在した痕跡と、保存された二次資料に整理されているストーリー、さらに掲示板などで語られている読者側の理解は同じものではありません。
この記事では、原投稿を現在直接確認できない部分について「原作で確定している」と断言せず、「保存資料ではこう整理されている」と区別して紹介します。
『おんねこ』は和々寺らおんさんによるWeb漫画で、Twitterを中心に公開されていた作品として知られています。
後に作品の公開が終了し、過去の投稿も追いにくくなったため、現在は当時の漫画を原投稿だけで順番に確認することが難しくなっています。
そのため、「昔見た画像ではこうだった」「ネットでこう語られている」という情報を、そのまま公式設定として扱わないことが大切ですよね。
なお、保存資料に残る旧Twitter投稿のIDからは、占い編の投稿時期が2022年1月10日ごろだった可能性があります。
ただし、現在の原投稿画面で公開日時を直接確認できているわけではないため、ここでは分単位まで断定せず「2022年1月10日ごろの投稿と推定される」としておきます。
ドムタロはなぜ水晶玉を持っている?犬の占い師との出会い

占い編の中心人物は、おんねこ本人というよりドムタロです。
保存されたキャラクター解説などでは、ドムタロはおんねこと行動を共にすることが多いハムスター風のキャラクターとして整理されています。
占い編の発端となるのが、犬の姿をした占い師との出会いです。
二次資料では、この占い師がドムタロの将来について占い、その後、水晶玉を渡す代わりにドムタロが持っていたお金をすべて受け取ったという流れで説明されています。
つまり、ドムタロは軽い気持ちで占い道具を手に入れたわけではなく、かなり大きな代償を払ったことになります。
この点は、後の展開を考えるうえでも重要です。
水晶玉を買っただけなら、一度使って飽きれば終わります。
しかし、有り金を使って手にした物なら、「せっかく買ったのだから使いたい」「何か意味のあるものにしたい」と考えても不思議ではありません。
さらに興味深いのは、犬の占い師がドムタロに占いへ関わる未来を示したとされる点です。
もし占い師が「あなたは占いに関わる」と告げ、その直後に占いの道具まで渡したのであれば、未来をただ見抜いただけなのか、それともその未来が起きるきっかけを占い師自身が作ったのかという疑問が生まれます。
ここからは筆者の解釈ですが、この構造は占い編全体を読む鍵になっているように感じます。
たとえば「あなたは今日から料理に夢中になります」と言われ、その場で本格的な調理器具一式を渡されたとしましょう。
翌日から料理を始めたとしても、「予言が当たった」と見ることもできますし、「料理を始める条件を用意された」と見ることもできますよね。
ドムタロの水晶玉も、それに似ています。
大切なのは、水晶玉そのものが不思議な道具だったかどうかだけではありません。
水晶玉を持ったことによって、ドムタロ自身の行動が変わり始めたことが、このエピソードの出発点なのです。
おんねこの「太る占い」とは?ドーナツで予言を自分から実現

「おんねこ 占い」で特に印象に残りやすいのが、おんねこが「将来太る」と占われる場面です。
ここは誤解しやすいのですが、保存資料では、おんねこが自分で水晶玉を見て未来を知ったのではありません。
ドムタロがおんねこを占い、「将来太る」という内容を告げたと整理されています。
その後のおんねこの行動が、このエピソードらしいところです。
おんねこは「太る」という未来を避けるのではなく、大量のドーナツを食べて、本当に太る方向へ進みます。
流れを簡単にすると、
- ドムタロがおんねこを占う
- 「将来太る」という結果が出る
- おんねこがその結果を意識する
- 大量のドーナツを食べる
- 実際に太る
- 結果だけを見れば占いが的中した形になる
という順番です。
つまり、占いが示した未来を静かに待っていたのではありません。
占われた本人が、その未来を自分から成立させています。
これは「言われたことを意識した結果、その内容に近い行動を取ってしまう」という自己成就的な現象に似た構造ですよね。
ただし、ここで心理学的な概念が公式テーマとして設定されていると断定することはできません。
あくまで、作品中で描かれた一連の行動を説明すると、そうした構造に見えるという話です。
たとえば「今日はうまくいきそう」と言われて自信がつき、積極的に動いた結果、本当に成功することがあります。
反対に「失敗しそう」と考えすぎることで緊張し、実際にミスが増えることもあります。
おんねこの場合は、その仕組みをかなり極端なギャグとして見せたようにも読めます。
普通なら「太る」と言われれば、食べる量を減らそうと考えそうですよね。
ところがおんねこは、大量に食べることで結果を成立させます。
この善意なのか、素直さなのか、それとも独特の発想なのか分からない行動のズレが、占い編を印象的にしているポイントでしょう。
さらに重要なのは、この出来事がドムタロ側にも影響することです。
保存された読者側の整理では、おんねこがドムタロの占いを評価し、占いを勉強したり仕事にしたりする方向へ背中を押す流れが語られています。
ただし、この部分は現在の原投稿を直接照合できているわけではありません。
そのため、「保存された二次資料や読者側の整理では、その後ドムタロが占いを本格化したとされている」と理解するのが安全です。
結果として見ると、少し不思議な成功体験ですよね。
ドムタロの占いが当たったように見えた大きな理由は、おんねこ本人が占いの内容を現実にしたからです。
それでも「当たった」という結果は残り、ドムタロが次の行動へ進むきっかけになっていく。
私はここに、占い編の面白さが凝縮されていると感じます。
ドムタロは占いを仕事にした?的中・仕事化・失敗を確度別に整理

水晶玉を手に入れたドムタロは、その後、自分でも占いをするようになります。
保存資料ではさらに、占いを勉強し、仕事として続けようとする方向へ進んだと整理されています。
ただし、この後半部分は情報源によって確度が異なります。
そのため、「ドムタロは占い師としてこうなった」と一つの確定した物語として語るより、確認できる情報を段階的に分けるほうが分かりやすいでしょう。
まず比較的共通して確認できるのは、ドムタロが水晶玉を手に入れ、その後、自分で占いを行うようになったことです。
次に、保存された二次資料では、おんねこの一件などを経て占いを勉強し、仕事として扱う流れが説明されています。
一方、後年の掲示板などでは「仕事として続けたがうまくいかなかった」「生活が厳しくなった」といった読者側の整理も見られます。
この部分は原投稿を直接確認できないため、作品上の確定事項として断言するのは避けるべき情報です。
同じことは、ドムタロの「占いがどれくらい当たるのか」にも当てはまります。
保存されたキャラクター解説では、ペンギンの抱えている悩みをドムタロが離れた場所から言い当てたように見える場面が紹介されています。
もしその整理が原作描写を正しく反映しているなら、おんねこの「太る占い」のように本人が結果を作っただけでは説明しにくい的中例になります。
その一方で、占いがうまくいかず、客から強く抗議される展開があったとも二次資料では整理されています。
ここをまとめると、保存資料上ではドムタロの占いには、
- おんねこ自身の行動によって成立したように見える的中
- 相手の悩みを言い当てたと整理される的中らしき場面
- 占いがうまくいかなかったとされる場面
が混在しています。
したがって、「ドムタロには完全な未来予知能力がある」「全部インチキである」のどちらも、現在確認できる資料だけでは断定できません。
この整理が、「ドムタロの占いは本物なの?」という疑問への最も慎重な答えになります。
また、以前の紹介では、失敗した際に受けた抗議について「トラウマになった」と強く説明されることもあります。
しかし「トラウマ」はキャラクターの心理状態を断定する言葉です。
原作中で明言されたことを現在確認できていない以上、客とのトラブルを経て占いに消極的になったように見える程度にとどめるほうが適切でしょう。
おんねこ占いは本物?水晶玉の能力をどう考えればいい?
結論として、ドムタロの水晶玉に本物の未来予知能力があるかどうかは、現在確認できる資料だけでは確定できません。
おんねこの「太る」占いだけを見ると、超能力がなくても説明できます。
ドムタロが未来を当てたというより、おんねこが占いを聞いたあとに大量のドーナツを食べ、自分でその未来を実現したからです。
しかし、保存資料には相手の悩みを言い当てたと整理されるケースもあります。
そのため、「全部ただの偶然」と断言するのも慎重さを欠きます。
さらに『おんねこ』には、現実世界の常識だけでは説明しにくい表現が登場するエピソードもあります。
したがって、作品世界そのものに不思議な出来事が一切存在しないと決めつける必要もないでしょう。
一方、水晶玉がどのような能力を持ち、どんな条件で未来が見えるのかという明確な設定は、今回確認できる範囲では整理されていません。
ですから、「魔法の水晶玉だった」「ドムタロには超能力があった」と設定を補ってしまうのも避けるべきです。
ここからは筆者の考察になります。
私は、おんねこ占いのポイントは「占いが本当に当たるのか」そのものより、占いを聞いた登場人物が行動を変え、その行動によって未来まで変わってしまうことにあると考えています。
最初の犬の占い師もそうです。
ドムタロが占いに関わる未来を示しながら、水晶玉という具体的なきっかけを与えています。
おんねこも同じです。
「太る」と言われたあとに食べることで、その未来を成立させています。
つまり、どちらの場面でも「未来を見たから当たった」と単純に片付けるより、予言を聞いたこと自体が未来を作る原因になっているように見えるのです。
これが、占い編に共通する一番興味深い構造ではないでしょうか。
ドムタロの占い編から見えるものは?一度の成功と仕事の違い
もう一つ、筆者として注目したいのが、「一度うまくいったこと」と「仕事として続けられること」は別だという点です。
ドムタロは水晶玉を手に入れ、自分で占いを始めます。
そして、おんねこの「太る」という占いでは、少なくとも結果だけを見れば「当たった」形になりました。
ここで周囲から評価されれば、「自分には占いの才能があるのかもしれない」と考えるのは自然でしょう。
まして、水晶玉を手に入れるために大きな代償を払っていたのであれば、「この選択には意味があったと思いたい」という気持ちも想像できます。
ただし、これは作品中でドムタロ自身がそう語ったという意味ではありません。
あくまで、保存資料に残る行動の並びから筆者が感じることです。
趣味として友人を一度占い、偶然うまくいくことと、見知らぬ相手から期待を受け、お金をもらう仕事として占い続けることでは、求められるものがまったく違います。
遊びなら「外れたね」で笑って終われますが、仕事になると結果への期待も責任も重くなります。
保存資料で語られる後半の失敗まで含めて考えると、ドムタロの占い編は結果的に、「成功体験をそのまま職業の適性と考えてよいのか」という身近なテーマにも重なって見えます。
ただ、ここを人生訓のように大げさに読む必要はありません。
もともとはキャラクター同士の掛け合いや、予想外の行動を楽しむエピソードです。
それでも、水晶玉を買う、占ってみる、一度うまくいく、勉強する、仕事に近づく、そして思いどおりにはいかなくなるという流れには、妙に現実味がありますよね。
そして、その流れを最初に加速させたのがおんねこです。
「太る」という占いを聞いた本人がドーナツを大量に食べて結果を成立させたことで、ドムタロには「占いが当たった」という経験が生まれます。
この点を考えると、私はおんねこの行動が単なる一発ギャグ以上の役割を持っているように感じます。
犬の占い師は、水晶玉を渡すことでドムタロの未来を動かしました。
おんねこは、占いの結果どおりに行動することでドムタロの成功体験を作りました。
占い編では、未来を見る人物よりも、言われた未来を自分たちで作ってしまう人物のほうが物語を動かしている。
これが、「おんねこ占い」を時系列で追ったときに見えてくる面白さです。
まとめ|おんねこ占いはドムタロが水晶玉を得て仕事へ進む占い編
「おんねこ占い」は、現在確認できる範囲では正式な独立タイトルではなく、旧Twitterに投稿されていた占い編を中心とした一連のエピソードを探す際の呼び方と考えるのが分かりやすいです。
保存資料から整理すると、物語は犬の占い師との出会いから始まり、ドムタロが有り金を渡して水晶玉を手に入れ、自ら占いをするようになる方向へ進みます。
その中でも有名なのが、おんねこへの「将来太る」という占いです。
おんねこはその結果を聞いたあと、大量のドーナツを食べて実際に太るため、ドムタロが未来を完全に予知したというより、占われた本人が予言を成立させたように見える点が重要です。
その後については、保存された二次資料では、ドムタロが占いを勉強し、仕事として扱う流れや、うまくいかない場面も整理されています。
一方、「生活が苦しくなった」「ペンギンの悩みを超能力で見抜いた」「客との出来事がトラウマになった」といった細部は、現在原投稿を直接確認できないため、公式の確定事項として扱うべきではありません。
また、水晶玉に本物の予知能力があるのかも明言できません。
的中らしき描写と失敗の両方が伝えられており、能力の仕組みを説明する明確な設定も今回の確認範囲では見つかっていないからです。
筆者としては、占い編の面白さは「本当に未来が見えるのか」という謎だけではなく、占いを聞いたことで登場人物が動き、その行動によって未来そのものが作られていくことにあると感じます。
犬の占い師から渡された一つの水晶玉が、ドムタロの行動を変え、おんねこの予想外の行動が成功体験を作り、やがて占いを仕事として考えるところまでつながっていく。
断片的な画像だけでは分かりにくい「おんねこ占い」も、順番に追うと、ドムタロの生活が大きく変わっていく一連のストーリーとして見えてくるのではないでしょうか。
よくある質問
「おんねこ占い」は公式のエピソード名なの?
少なくとも現在確認できる資料では、「おんねこ占い」という公式タイトルは確認できません。
旧Twitterに投稿された作品が保存資料で「占い編」と整理されており、「おんねこ占い」は検索する際の分かりやすい呼び方と考えるのが安全です。
おんねこを「太る」と占ったのは誰?
ドムタロです。
保存資料では、ドムタロがおんねこに将来太ると告げ、その後、おんねこが大量のドーナツを食べて実際に太る流れとして整理されています。おんねこ自身が水晶玉で自分を占ったわけではありません。
ドムタロの占いは本当に当たるの?
本物とも偽物とも断定できません。
おんねこの「太る」占いは本人の行動で成立した面が強い一方、別の的中らしき場面も二次資料には残っています。また失敗したとされる展開もあるため、水晶玉に確実な未来予知能力があるとは言い切れません。
執筆:星野悠真(エンタメ系コラムニスト / IT会社員)


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