おんねこコラとは?ネットで広がったコラ画像の特徴を解説

おんねこの原作・ちいかわとの比較・改変画像が2022年夏のネット上で枝分かれして広がる様子 おんねこ

おんねこコラとは、Web漫画『おんねこ』を素材に、2022年夏から広がった比較画像や改変画像などの総称です。

特定の一枚を指す名前ではなく、『ちいかわ』との比較が注目された時期に複数の画像が同時に共有されました。原作を知る過程とコラを見る過程が重なったことが、今も元ネタを分かりにくくしている大きな特徴です。

おんねこコラとは?2022年7月に何が起きたのか

「おんねこコラ」は、『おんねこ』を題材にネット利用者が作成・共有した複数の加工画像や比較画像をまとめて説明する言葉です。

『おんねこ』は和々寺らおんさんによる漫画で、温泉好きのネコを中心に描いた作品として発表されていました。2024年の大阪地方裁判所判決に収録された2022年12月の投稿内容にも、「和々寺らおん先生作」「温泉が好きなネコの漫画『おんねこ』」という説明が残っています。

ただ、「おんねこコラ」という名称の公式シリーズが存在するわけではありません。

2022年7月下旬に作品がネット上で急速に話題になり、その周辺で『ちいかわ』との比較、別作品との組み合わせ、意味を変えた加工などが次々と共有されました。

当時の流れを追ううえで重要な記録の一つが、2022年7月28日に「本田未央ちゃん応援まとめ速報」が公開した記事です。

記事には2022年7月27日の掲示板上のやり取りが大量に保存されています。そこでは『おんねこ』を見ながら作品そのものについて話す投稿と、すでに加工された画像について反応する投稿が同じ時間帯に混在していました。本田未央ちゃん応援まとめ速報

ここは、おんねこコラを理解するときにかなり重要ですよね。

一般的なパロディやコラは、まず有名な原作があり、その内容を多くの人が知ったあとで「この場面を変えたら面白い」と二次的に生まれるケースが目立ちます。

ところが『おんねこ』の場合、保存された2022年7月27日のログには、投稿された画像を見て「コラなのか」と疑う反応や、加工画像に対して元ネタも一緒に見たいという趣旨の反応が残っています。本田未央ちゃん応援まとめ速報

つまり少なくとも一部の利用者は、原作を十分に把握する前からコラや比較画像を目にしていたわけです。

私は、ここがおんねこコラの面白さと分かりにくさを同時に生んだポイントだと考えています。

「原作を知っているからコラが分かる」のではなく、「コラを見たから原作が気になった」という逆方向の流れが起きたのです。

当時の動きを時系列で整理すると、次のようになります。

時期 確認できる動き
2022年7月24日前後 『ちいかわ』に似ているというネット上の比較が活発化
2022年7月27日 掲示板で『おんねこ』、作者の別作品、比較・加工画像などが多数共有される
2022年7月28日 保存記事が「コラが増える」こと自体を題材に公開される
2022年9月30日 『おんねこ』アカウントが漫画・イラストの更新終了を告知した記録が残る
2022年12月22日 ラウンドワンの募集投稿への返信として『おんねこ』関連の4画像を添付した投稿が行われる
2024年4月25日 大阪地裁が12月22日の特定投稿について著作権侵害を認め、発信者情報開示を命じる

2022年7月24日ごろには、保存された掲示板記録ですでに『ちいかわ』との見た目や表現の比較が行われ、ラウンドワンにまつわる話題も持ち込まれていました。アルファルファモザイク@ネットニュースのまとめ

そして7月27日には、作品の感想だけではなく加工画像の真偽まで話題になっています。

この数日間の密度を見ると、「作品だけが先に大ヒットして、その後コラが流行した」と説明するより、作品への注目、比較、画像加工、作者に関する情報がほぼ同じ時期に一気に流通したと捉えたほうが実態に近いでしょう。


おんねこコラにはどんな種類がある?

おんねこコラに一つの定型はありません。元画像の意味を変える加工、『ちいかわ』などとの比較・混成、別作品を同じ文脈に持ち込む画像などが並行して共有されました。

ただし注意したいのは、現在ネット検索で見つかる画像をすべて「2022年7月当時のおんねこコラ」と一括りにできるわけではないことです。

後から作られた画像や、原作そのもの、作者の別作品まで検索結果には混ざります。

2022年7月27日の保存ログを基準にすると、おおまかには次のような広がり方が確認できます。

  • 元画像の意味を変える加工:構図やキャラクターを利用しながら、本来とは違う状況やオチとして見せる
  • 『ちいかわ』との比較画像:似ている・違うと感じられた表現や場面を並べて比較する
  • 別作品との混成画像:異なる作品のキャラクターや場面を一つのネタとして組み合わせる
  • 原作画像と加工画像が混在する投稿:初見ではどちらなのか判断しにくい状態で共有される
  • 作者の過去作品まで含めたネタ化:『おんねこ』とは別の漫画の画像も同じスレッドで扱われる

保存ログには、ある画像について利用者がコラなのか確認しようとしたり、別の画像について「元ネタも一緒に」と求めたりするやり取りがあります。本田未央ちゃん応援まとめ速報

これだけでも、当時すでに「元画像を知っている人だけが楽しむ閉じたパロディ」ではなくなっていたことが分かります。

※画像はAIによるイメージ

ここで、一つ新しい視点を加えてみたいと思います。

おんねこコラが広がった理由を「画像が面白かったから」だけで説明すると、少し足りません。

むしろ重要だったのは、画像を見ただけでは真偽が分からないこと自体が、次の検索を生んだことではないでしょうか。

「これは本当に原作?」

「この場面は加工されている?」

「そもそも『おんねこ』って何?」

「どうして『ちいかわ』と一緒に語られているの?」

こうした疑問が一つの画像から連鎖します。

スマートフォンでネットを見る人にとっては、意味の分からない画像を見つけたら、そのまま作品名やセリフを検索するのが自然ですよね。

すると検索結果でさらに別の画像を見る。

また元ネタが分からなくなる。

そして作者の別作品や過去の投稿まで調べ始める。

「コラ→検索→原作→別のコラ」という循環ができるわけです。

私はこれが、おんねこコラが短期間で大きなネット上の話題になった一因だと考えています。

ただ笑って終わる画像ではなく、見る側に「これは何なんだろう」と調べさせる性質を持っていたのです。


なぜおんねこコラは広がった?ちいかわとの関係を整理

おんねこコラの拡散では、ナガノさんの『ちいかわ』との比較が大きな役割を果たしました。ただし、ネット利用者による「似ている」という評価と、法的な盗用認定はまったく別の話です。

2022年7月24日前後の保存記録には、『おんねこ』を見て『ちいかわ』を連想する投稿や、両作品の表現を比べる投稿がすでに複数残っています。アルファルファモザイク@ネットニュースのまとめ

7月27日のログでも比較は続き、キャラクターの形、動き、場面の見せ方などについて、利用者が両作品を並べて感想を述べていました。本田未央ちゃん応援まとめ速報

その中から生まれた俗称の一つが、「トップバリュちいかわ」です。

これはイオングループのプライベートブランド「トップバリュ」と『おんねこ』の正式な企画名ではありません。

2022年7月28日の保存記事自体が「トップバリュちいかわで話題のおんねこ」という形でこの呼び名を使用しており、その元になった掲示板では「廉価版ちいかわ」といった比較表現も確認できます。本田未央ちゃん応援まとめ速報

つまり、ここでの「トップバリュ」は企業との公式なつながりを説明する言葉ではなく、「有名作品と比較したネット上の呼び名」と理解するのが適切です。

検索すると「おんねこはちいかわのパクリなの?」という疑問も出てきますよね。

この点はかなり慎重に分ける必要があります。

ネット掲示板では当時、類似性を指摘する意見も、単純に同じものとは言えないという趣旨の意見も出ていました。掲示板上の「パクリ」という言葉は、あくまで個々の投稿者による評価です。本田未央ちゃん応援まとめ速報+1

今回確認した2024年の大阪地裁判決も、『おんねこ』と『ちいかわ』の類似性を審理して盗用を認定した事件ではありません。

後ほど詳しく触れますが、そこで争われたのは『おんねこ』の4画像を第三者が投稿したことによる著作権侵害と、発信者情報を開示するかどうかです。

したがって、「おんねこはちいかわに似ているとネットで話題になった」は確認できる事実です。

一方で、「ちいかわの盗用作品だと裁判で確定した」のような説明は、今回確認できる資料とは一致しません。

この線引きは地味ですが、とても大切だと思います。

ネット上では、何度も繰り返された感想が、いつの間にか「確定した事実」のように見えてしまうことがあります。

特にまとめ記事やSNSでは、元の投稿より短い見出しだけが残りやすいですよね。

おんねこ周辺では、作品への評価、作者についての話題、比較画像、コラ、掲示板利用者の感想が短期間で混ざりました。

その結果、「誰が実際に言ったのか」「公式情報なのか」「第三者の感想なのか」という境界線まで薄くなったと考えられます。


2022年9月の更新終了まで何があった?

『おんねこ』については、2022年9月30日に漫画とイラストの更新を終了する趣旨の告知が行われた記録が残っています。

2022年10月1日に公開されたアルファルファモザイクの記事には、前日の9月30日付となっている『おんねこ』アカウントの投稿が保存されています。

そこでは長期間更新できていなかったことに触れたうえで、当時の状況やさまざまな意見を踏まえて考え、漫画とイラストの更新を終了するという内容が示されていました。アルファルファモザイク@ネットニュースのまとめ

ここで重要なのは、更新終了の理由を外部の人間が一つに決めつけないことです。

2022年夏に『おんねこ』がネット上で大きく話題になったことは確認できます。

一方で、「特定のコラ画像一枚が原因だった」「『ちいかわ』との比較だけが原因だった」とまで断定できる資料は確認できません。

本人の告知では、さまざまな意見がある状況を踏まえて熟考した結果だという趣旨が示されています。アルファルファモザイク@ネットニュースのまとめ

私はこの経緯を見ると、ネットミームについて調べる際に「面白い画像が流行した」という側面だけを見るのは危ういと感じます。

コラを楽しむ側では一枚の画像でも、元となる作品や作者にとっては自分の創作物です。

作品への批評と、個人への過度な攻撃は同じものではありません。

当時の掲示板記録には非常に強い言葉も含まれていますが、それらを現在の記事で必要以上に再掲載しても、出来事の理解にはつながりません。

事実関係を追うなら、「どんな画像が共有されたのか」「どの時点で話題になったのか」「公式側は何を公表したのか」を分けて考えるほうが、ずっと分かりやすいでしょう。


おんねこコラは自由に転載できる?2024年大阪地裁判決を確認

ネットミームとして広まったからといって、元作品の著作権がなくなるわけではありません。2024年4月25日の大阪地方裁判所判決では、『おんねこ』に関する特定の4画像を掲載した投稿について著作権侵害が認められました。

ここは現在の記事で最も誤解を避けたいところです。

この判決は、「過去に作られたおんねこコラをすべて違法とした判決」ではありません。

事件番号は令和5年(ワ)第11319号・発信者情報開示請求事件

2024年4月25日に大阪地方裁判所第26民事部が判決を言い渡し、被告の株式会社ベイ・コミュニケーションズに対し、対象となる発信者情報を開示するよう命じました。

判決文によると、株式会社ラウンドワンは2022年6月15日と12月20日、クレーンゲームの景品として使うラウンドワン限定キャラクターを募集する投稿を行っていました。

その募集に対し、第三者のアカウントが2022年12月22日午後6時23分に返信を投稿しています。

投稿では『おんねこ』を「他薦」として推薦する文章とともに、4枚の画像が添付されました。

なお、2022年当時のサービス名はTwitterでしたが、2024年の判決文では現在の名称である「X」と記載されています。

裁判で中心になったのは、この具体的な投稿です。

裁判所は4画像について、一見すると単純に見えるキャラクター表現であっても、頭部や体形、表情などには複数の描き方があり得る中で作者による表現の選択があると判断しました。

さらに漫画形式の画像については、イラストだけでなくセリフ部分にも表現上の選択があるとして、美術または言語の著作物に当たると認めています。

そして4画像を投稿へ添付した行為について、画像を複製するとともに、不特定または多数の人がネットを通じて閲覧できる状態にしたとして、複製権と公衆送信権の侵害を認定しました。

被告側からは適法な「引用」だったという主張も出ています。

しかし裁判所は、投稿文が原告の過去の応募文を一部改変する形で作られていたことなどを踏まえ、作品や応募を揶揄・茶化すものと評価できるとしました。

そのうえで、画像利用は報道・批評・研究などの引用目的上、正当な範囲内で行われたとは認められないと判断しています。

※画像はAIによるイメージ

ここでもう一つ、よくある誤解を整理しておきましょう。

この事件で判決の主文として命じられたのは発信者情報の開示です。

判決文には、原告がその発信者に対して損害賠償請求を予定していることが、情報開示を受ける正当な理由として記載されています。

つまり、この判決だけを見て「○○円の損害賠償が確定した」と説明するのは正確ではありません。

また、対象は2022年12月22日午後6時23分の具体的な投稿と、そこに添付された4画像です。

2022年7月に掲示板などで流通したすべてのコラ画像について、まとめて合法・違法を判断した裁判でもありません。

ここを切り分けるだけで、かなり理解しやすくなりますよね。

ただし判決から読み取れる大きなポイントはあります。

それは、「ネットで何度も転載された」「ミームとして有名になった」という事情だけで、元作品を自由素材のように扱えるわけではないということです。

出典名を書けば必ず適法な引用になる、というわけでもありません。

実際の引用では、何のために使うのか、本文と画像がどのような関係にあるのか、どこまで利用する必要があるのかなど、具体的な事情が問題になります。

そのため、昔のおんねこコラや原作画像を見つけても、「ネットに残っているから自分のブログやSNSにもそのまま貼ってよい」と考えるのは避けたほうがよいでしょう。


おんねこコラはなぜ今も分かりにくい?筆者が考える3つの理由

ここからは、確認できた記録をもとにした筆者の考察です。

私は、おんねこコラが数年前のネット上の話題でありながら、今調べても元ネタが分かりにくい理由は、「情報が消えたから」だけではないと考えています。

一番大きいのは、最初から情報の種類が混ざった状態で拡散したことです。

2022年7月27日の保存ログでは、『おんねこ』本編への感想、『ちいかわ』との比較、加工画像、作者の別作品とされる画像への反応などが同じ場所に並んでいます。本田未央ちゃん応援まとめ速報

1.「原作を知る」と「コラを見る」が同時に起きた

まず特徴的なのが、原作の認知とミーム化の時間差が非常に小さかったことです。

7月27日のログには、投稿された画像を見てコラなのか判断できていない利用者がいます。

これは、全員が元作品を熟知したうえでパロディを楽しんでいたわけではないことを示します。本田未央ちゃん応援まとめ速報

私は、この構造を「逆流型のミーム」と考えると分かりやすいと思っています。

普通なら、

原作を知る → 人気になる → コラを見る

という順番でしょう。

しかし一部のおんねこ利用者では、

コラを見る → おんねこを知る → 原作を探す

という流れになったと考えられます。

さらに原作を探している途中で別のコラを見るため、

コラ → 検索 → 原作 → コラ

というループまで起こります。

だから数年後に検索した人も、同じ迷路に入りやすいのです。

2.『おんねこ』以外の情報まで一つのネタとして扱われた

二つ目は、話題の対象が早い段階で『おんねこ』本編だけではなくなったことです。

2022年7月27日のログには、作者の婚活漫画として扱われた画像も投稿され、その内容をめぐるやり取りが続いています。本田未央ちゃん応援まとめ速報

こうなると、初めて見る人には区別が難しいですよね。

「これは『おんねこ』の一場面?」

「作者の別作品?」

「誰かが作ったコラ?」

という3種類が、一つの検索結果に出てくる可能性があります。

おんねこコラの種類が多く感じられる理由には、作品そのものを加工した画像だけでなく、作者周辺の別作品まで同じネットミームの文脈に取り込まれたことも影響していると私は考えています。

3.ミームの記録と著作権の問題は別々に考える必要がある

三つ目は、2024年の大阪地裁判決です。

2022年には画像が掲示板やSNS上でネタとして共有されていましたが、2024年4月25日の判決では、2022年12月22日の特定投稿で使われた4画像について著作物性と著作権侵害が認められました。

私はこの二つを並べて見ると、おんねこコラが現代のネット文化を考えるうえで意外に興味深い事例だと感じます。

ネットでは、画像が大量にコピーされるほど「これはもうみんなのネタ」という感覚が生まれやすくなります。

しかし法律上の権利関係は、ネット上で何回共有されたかだけでは決まりません。

文化としての「ミーム化」と、法律上の「自由に利用できる状態」は別物なのです。

そして時間が経過すると、最初の投稿が削除されたり、画像だけが別サイトに転載されたりして、出典の確認はさらに難しくなります。

今回の記事でも、2022年7月の状況については掲示板ログを保存した第三者サイトを手掛かりにしています。

これは一次投稿そのものと同じ証拠価値ではありません。

一方、2024年の裁判については、事件番号、判決日、当事者、対象投稿の日時、4画像、裁判所の判断まで判決文で具体的に確認できます。

情報を調べるときは、この「どの資料から、どこまで言えるのか」を意識することが大切です。

ネットで何度も書かれていることより、元の日時や投稿、判決文に近づける情報のほうを優先する。

IT会社員として普段から情報を確認する立場でも、この方法はネットミームを調べるときにかなり役立つと感じています。


まとめ

おんねこコラとは、特定の一枚ではなく、Web漫画『おんねこ』を題材に2022年夏ごろからネット上で広がった比較・加工・混成画像などをまとめて説明する言葉です。

2022年7月24日前後には『ちいかわ』との比較が目立つようになり、7月27日の保存ログでは作品そのものへの感想と複数の画像、作者の別作品に関する話題まで同時に共有されていました。翌7月28日には、コラが増えていること自体を題材にした保存記事も公開されています。本田未央ちゃん応援まとめ速報+1

「トップバリュちいかわ」という呼び方もネット上で使われましたが、これは公式コラボ名ではなく、利用者による比較表現として広まったものです。

また、『ちいかわ』に似ているという声が拡散の大きな要素になったことと、「盗用が法的に認定された」という話は分ける必要があります。

今回確認した2024年4月25日の大阪地裁判決は、『ちいかわ』との類似性を判断した事件ではありません。

2022年12月22日午後6時23分に第三者がラウンドワンの募集投稿へ返信し、『おんねこ』に関する4画像を添付した具体的な投稿について、複製権・公衆送信権の侵害を認めた発信者情報開示請求事件です。

そして、おんねこコラ最大の特徴は、原作が十分に知られてからコラ文化が生まれたというより、原作への注目と画像加工・比較が同じ時期に一気に進んだことだと私は考えています。

そのため、初めて画像を見た人にとって「原作なのか、コラなのか」が分かりにくくなりました。

作品、コラ、作者の別作品、第三者の評価まで同じ検索空間に混ざったことで、数年後に調べる人にも当時の混線がそのまま引き継がれているのです。

おんねこコラを理解するときは、画像一枚の面白さだけを見るより、「いつ投稿されたのか」「原作なのか加工なのか」「誰の発言なのか」「公式情報なのか第三者の感想なのか」を一つずつ分けると、かなりスッキリするのではないでしょうか。


よくある質問

おんねこコラとは特定の1枚の画像ですか?

いいえ。

2022年7月27日の保存ログでは複数の画像が別々に共有され、画像によって比較や加工の仕方も異なっています。したがって、「おんねこコラ」は一枚の固有画像名ではなく、『おんねこ』を題材としたネット上のコラ・比較画像群を説明する言葉と考えるのが自然です。本田未央ちゃん応援まとめ速報

おんねこコラは全部ちいかわとのコラですか?

全部ではありません。

『ちいかわ』との比較は2022年夏の話題化に大きく関わりましたが、保存記録では元画像の意味を変えた加工や、作者の別作品を同じ流れで扱う投稿なども確認できます。本田未央ちゃん応援まとめ速報

そのため、「おんねこコラ=ちいかわとの合成画像だけ」と考えると、当時の広がりを説明しきれません。

ネットに残るおんねこの画像は自由に転載できますか?

「昔からネットにあるから自由に転載できる」とは考えないほうがよいでしょう。

2024年4月25日の大阪地裁判決では、2022年12月22日の特定投稿に添付された4画像について著作物性が認められ、複製権・公衆送信権の侵害が認定されました。その事件では、適法な引用だという主張も認められていません。

もちろん、これはあらゆる画像利用やすべてのおんねこコラが一律に違法だという意味ではありません。

ただし、「ミームだから自由」「出典を書けば必ず引用になる」といった単純な理解は避け、利用目的や掲載方法を個別に考える必要があります。

執筆:星野悠真(エンタメ系コラムニスト / IT会社員)

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